採れたて新鮮素材の農家レストランに行ってみよう

最近では6次産業という言葉をよく耳にします。1次産業である農業だけを営むのではなく、2次産業である加工や3次産業である販売・サービスまでを一体的に運営していく経営形態のことです。1+2+3=6で、6次産業というわけですね。これは単に生産だけをしている農家が経営的に苦しいという事情などもあって生まれた手法ですが、そんななかで注目を集めているのが農家レストランという形態です。

その名のとおり、農家レストランは農家が営むレストランだと思ってください。厳密には直営ではないことも多いようですが、いずれにせよ農家が栽培した食材をそのまま素材として料理を作っています。フードマイレージの考え方でいえば、限りなくゼロマイレージに近い手法であり、流通の過程で発生するさまざまなコストを軽減できるというメリットがあります。加えて魅力的なのが、つい先程まで畑にあった野菜などが新鮮なまま味わえるという点です。

一方で、農家レストランは農地のそばに立地していることが多いので、都会に住んでいる人にとってはちょっと不便に感じられるかもしれません。休日でもなければなかなか行けない場所も多いです。しかし、その分、普段は味わえない周囲の風景も楽しめます。美味しい料理の味はもちろん、周囲の風情も楽しんでみるのもお薦めです。

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